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「詩人が自作を朗読あるいは暗唱する試合のこと。あらかじめ聴衆から選ばれたメンバーが各詩人の演技を採点して、勝敗を決める」

(Wikipedia英語版より)

 

その起源は1984年11月、シカゴのGet Me High Loungeでマーク・スミスが始めたとされている。1990年、ニューヨークのニューヨリカン・ポエツ・カフェにて、初のアメリカ全国大会が開かれた。現在ではアメリカ、ヨーロッパはもちろん世界中にひろまっている。
フランスは世界でもポエトリーリーディングの盛んな国のひとつ。特にパリでは毎週、ポエトリーリーディングのオープンマイク(自由参加型)イベントが開かれている。毎年6月、セーヌ川右岸の下町・ベルヴィルでは「GRAND SLAM」(グランド・スラム)というイベントが一週間にわたって開催される。イベントの目玉は、ポエトリー・スラム各国代表による世界大会(詩のワールドカップ)だ。2014年はヨーロッパ、アフリカ、アメリカなど全20カ国の代表がリーディングを競い合った。
一方、日本でもポエトリーリーディングは静かな広がりをみせている。はじまりは1997年、雑誌『アメリカンブックジャム』が当時アメリカで盛り上がり始めたポエトリーリーディングを紹介した。この頃から、東京都内でもポエトリーリーディングのオープンマイクが行われるようになり、従来の詩の朗読とは異なる新しいムーブメントとして徐々に浸透していく。その中心人物のひとりカオリンタウミは、ニューヨリカン・ポエツ・カフェのスラムで優勝を果たしている。
2000年、映画『Slam』日本公開。ポエトリー・スラムをテーマにしたこの作品によって、スラム=詩の朗読バトルの認知度が高まった。2003年「シンジュク・スポークンワーズ・スラム」(SSWS)スタート。朗読詩人のみならずラッパーやシンガーも交えてバトルを繰り広げたこの定期イベントは、横浜(YSWS)、京都(KSWS)などの姉妹イベントも生むほどに盛り上がった。

 

ポエトリースラムとは

from World Slammers to Japanese Slammers

 

poetry slam japan (ポエトリー・スラム・ジャパン) 2015

COUPE DE MONDE DE POESIE(ポエトリースラムW杯)出場詩人たちから、

日本のリーディング詩人たちへのメッセージ。

パリ「GRAND SLAM」主催団体のサイトはこちら
http://www.slameur.com
http://www.ffdsp.com

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